札幌にとっては散々な徳島遠征だった。行きも帰りも移動はトラブル続きで、試合がなかったにもかかわらず選手は疲労困憊(こんぱい)した。台風の影響による試合中止。「天候には勝てない」という三浦監督も「しかし行き帰りともドタバタだね」と、札幌の宿命ともいえる移動の過酷さが身に染みたようだ。 試合前日の13日は、新千歳空港から徳島への直行便が約2時間半遅れ。午後9時すぎにようやく宿舎に到着した。14日正午前に中止が決まると、チームは慌ただしく徳島空港へ。しかし、タッチの差で同空港発着の全便欠航が決まった。 急きょ、大阪に向かうためバスをチャーター。徳島県内に大雨・暴風警報が発令される中、四国と本州を結ぶ明石大橋へ向かった。既に関西方面行きの高速バスは全便運休を決めていたほどの荒天だったが、何とか大阪・伊丹空港に到着。ここでも新千歳直行便が満席のため、羽田経由で帰道した。札幌着は午後10時すぎ。2日間の移動時間は17時間を超えた。次の試合が水曜日になかったことだけが幸いだった。 徳島戦の代替試合の日程は未定だが、本来は休養できるはずの平日に組み込まれることが確実だ。三浦監督は「どこかの(空いている)水曜日に試合が入るだろう。そうすると4、5連戦となることも。まぁ、トライするしかない」と、今回の試合延期のツケを覚悟していた。
(北海道新聞より引用)
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