2008年3月4日火曜日

障害診断医師、年金申請にも関与 06年度、赤平の19人受給

聴覚障害の身障者手帳問題に絡み、赤平市の二級取得者の中に、札幌の耳鼻咽喉(いんこう)科医(73)の診断を受けて、国民年金加入による障害基礎年金も受給している人が二〇〇六年度に十九人いたことが、四日分かった。同年度の年金受給額は計千五百万円を超えるとみられる。社会保険庁北海道社会保険事務局(札幌)は、年金申請時に提出された医師の診断書が虚偽の可能性もあるとみて、資料の収集を進めている。
 同市が、この医師が関与した同市内の手帳取得者約九十人を対象に独自調査した。聴覚障害の手帳の二級は通常、障害基礎年金の一級(年間支給額約九十九万円)に相当するが、同二級(同約七十九万円)と診断される場合もある。
 十九人全員が障害基礎年金二級だったとしても、年間受給額の合計は約千五百万円になる。また、○六年度の前後数年間にも同様に年金が支給されている可能性は高い。
 国民年金加入者は自治体でも一定程度、把握できるため、今回、状況が明らかになった。社会保険庁のみが管轄する厚生年金加入者を含めれば、障害年金受給者はさらに増えるとみられる。
 障害基礎年金の支給は、重度の障害を持っている二十-六十四歳の国民年金加入者が対象。身障者手帳の申請とは別に、一般的に一年半ほど通院し、経過を見た上で医師が診断書を書き、各地の社会保険事務所に申請し、審査を受ける。

(北海道新聞より引用)

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